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新潟県コシヒカリBL判別マーカーセット

平成23年以降の全号数に対応した
新潟県コシヒカリBL判別PCRキットです。

製品の特徴

本キットは、コシヒカリ新潟BLの判別に特化したマーカーのセットで、平成23年以降のすべての号数に対応しています。
新潟県農林水産部監修「新潟県産コシヒカリBL判定基準書」に対応。

国内初。新登場のコシヒカリ新潟BL13号に対応

従来のBL1号、2号、3号、4号、11号に加え、
平成28年度から新潟県で新規採用のBL13号も判別可能です。

平成23年以降の全号数(6種類)を相互識別

3種類のマーカーすべてを使用することで、BL各号の相互識別が可能です。BL2号と11号も識別できるため、詳細な混在割合の確認や産年をまたぐコンタミネーションの有無を高精度に判別できます。

目的に応じたマーカー選択で、新潟県監修の方法による判定も可能

マーカーセットのうち2種類を使用することにより、BL2号と11号を相互識別しない従来の判定基準に基づいた判別を行うことができます。

信頼性の高い判定結果

本製品のマーカーは、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所および新潟県保有の特許技術をベースに、農林水産省 米品種判別検査(DNA鑑定)受託実績No.1の当社のノウハウにより、技術的カスタマイズとアレンジを加えたものです。

コシヒカリ新潟BLの品種構成と割合

年度感受性系統抵抗性系統
H28〜H30BL1号BL2号BL4号BL13号
(10)(20)(35)(35)
R1〜R3BL1号BL2号BL3号BL11号
(10)(20)(35)(35)
R4~R6BL1号BL2号BL4号BL13号
(10)(20)(35)(35)
R7~BL1号BL2号BL3号BL11号
(10)(20)(35)(35)

構成内容

使用期限:納品から1年
保存条件:冷凍(-20℃)

プライマーミックス

3種類 各1本

ポジティブコントロール溶液

6種類 各1本

泳動用ローディングバッファー

1本

  • ※1キット=100判別分となります。
  • ※本キットには、PCR酵素やDNA抽出試薬は含まれません。別途ご準備いただきますよう、お願いいたします。

価格

容量カタログ番号
新潟県コシヒカリBL判別マーカーセット64,800100判別08-0010
  • 2キット以上同時発注の場合、送料無料。1キットでのご発注は、別途、送料が2,000円(税別)かかります。
  • 本キットご使用の際には、別途機器が必要です。
  • 料金はすべて税別価格です。上記料金に別途消費税が加算されます。
  • ここに記載されている価格は、2016年03月現在の希望小売価格です。
  • 予告なく価格、仕様、構成などが、変更される場合がありますので、予めご了承ください。

その他必要な機器・試薬

  • DNA抽出試薬
  • PCR酵素
  • サーマルサイクラー
  • 遠心分離機
  • 電気泳動装置
  • トランスイルミネーター
  • ゲル撮影装置
  • ミルサー
  • マイクロピペット
  • ピペットチップ
  • 必要な機器・試薬につきましては、別途お問い合わせください。

検査の流れ

本マーカーセットでは、米1粒から抽出したDNAを鋳型としてPCR反応を行い、
そのDNAバンドパターンによりコシヒカリ新潟BLの判別を行います。

事前準備

米粒からDNA抽出作業を行い、濃度で10ng/μl程度のDNAをご用意ください。

STEP 1

DNAの増幅(約3時間)

STEP 2

電気泳動(約1時間)

STEP 3

画像解析(約5分)

  • ※ビジョンバイオ株式会社は、本キット製造にあたり、下記ライセンスを受けております。
    特許第4756334号(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所)
    特許第4072610号(新潟県および国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所)

よくある質問

他社製品ではBL2号とBL11号の相互識別が出来ないようですが、このマーカーセットは識別できますか?

相互識別可能な国内唯一の製品です。

平成28年度から作付けされるBL13号にも対応していますか?

対応しています。BL1号、2号、3号、4号、11号、13号の全てを相互識別可能ですので、平成23度産以降のコシヒカリ新潟BLの判別にご使用いただけます。

PCR酵素やDNA抽出試薬は付属しますか?

付属いたしませんので、別途ご準備ください。

コシヒカリ新潟BLの定性検査に使用できますか?

本マーカーセットは、コメ1粒から判定を行う仕様になっております。そのため、一括粉砕による定性検査には向きませんのでご注意ください。

どのような検査手法を用いていますか?

本製品のマーカーは独立行政法人 食品総合研究所および新潟県保有の特許技術をベースに、ビジョンバイオ株式会社が長年の自社ノウハウにより技術的カスタマイズとアレンジを加えた手法となります。

  • 外部サイト「イプロスものづくり」にリンクします。