お肉鑑定団®
畜肉種の判別を行うDNA検査用PCRキットです。
大学等での実験用教材としても活用されています。
畜肉種の判別を行うDNA検査用PCRキットです。
大学等での実験用教材としても活用されています。
本キットは、検体の肉種判別や他肉種混入の有無を判別するための検査試薬です。(定性検査)
判別可能肉種:牛・豚・鶏・馬・羊
加工食品内の肉種判別検査として、原料肉はもちろんのこと、ミンチ肉や加工肉製品など幅広く対応し、品質の管理・確認・徹底に利用することができます。
弊社独自開発によるワンステップ抽出法により、食品試料からのDNA抽出が簡便になりました。また、マルチプレックスPCRに対応しており、各肉種のポジティブコントロールと比較をすることで、肉種を判別します。
フェノールなどの危険な溶媒や高価な遠心分離機を使わない簡易抽出法を採用し、実験時間を大幅に短縮することに成功しました。
一般企業の品質管理の目的だけでなく、DNA実験教材として、大学等の授業にも導入されています。ミンチ肉や食肉製品(ハンバーグ、コロッケなど)の身近な食材を使って実験ができることから、ヒト遺伝子や組換え遺伝子を材料とした実験よりも、心理面やプライバシーの点で取り扱いがしやすいと好評です。
使用期限:納品から1年
保存条件:DNA抽出液は冷蔵(2~8℃)、それ以外は冷凍(-20℃)
20ml/1本
18ml/1本
296μl/1本
4μl/1本
20μl/1本
100μl/1本
容量 | カタログ番号 | ||
お肉鑑定団® | 60,000円 | 20反応分(Taq有) | 02-0010 |
畜肉や加工食品等の試料をミルサーにかけ、均一化処理を行います。(約10分)
均一化した試料から、DNAを抽出します。(約60分)
抽出したDNAをPCR法により増幅させます(約120分)
増幅したDNAをアガロースゲルにアプライし、電気泳動を行います(約50分)
電気泳動の結果(画像)を解析し、判定を行います。
お肉鑑定団は、定性検査用のキットです。定量的な判断には用いることができません。
お肉鑑定団では、畜肉およびその加工品を検査対象としており、それらに合わせたDNA抽出法を採用しています。骨片を試料とする場合、付属のDNA抽出試薬では、検査に必要なDNA量が確保できないことが考えられます。
一般的な家庭用の冷凍庫・冷蔵庫で問題ありません。